ちしゃ

ちしゃ
I
ちしゃ【治者】
一国を治める者。 統治者。
II
ちしゃ【痴者】
おろかもの。 ばかもの。 痴人。
III
ちしゃ【知者・智者】
(1)物事の本質を知る人。 道理をわきまえた人。

「~の教え」

(2)〔仏〕(ア)仏・菩薩・高僧など, 真理を知ったもの。 (イ)教義や経典などの知識に通じた僧。
~の一失(イツシツ)愚者(グシヤ)の一得(イツトク)
知者といわれる人でも, 多くの考えの中には一つぐらいの誤りはある。 また, おろか者も時にはすぐれた考えを出すことがある。
~は惑(マド)わず、勇者は懼(オソ)れず
〔論語(子罕)「知者不惑, 仁者不憂, 勇者不懼」〕
知者は道理に明るいから事に当たっても迷わず, 勇者は勇気があるから事変に際しても恐れることがない。
~は水を楽しむ
〔論語(雍也)「知者楽水, 仁者楽山」〕
知者が物事に固着しないで順応し, 円滑自在に事を処理するさまを, 水が一か所にとどまらずに流れ去るさまにたとえていう語。
~も千慮(センリヨ)に一失(イツシツ)有り
〔史記(淮陰侯伝)〕
⇒ 千慮の一失
IV
ちしゃ【萵苣】
キク科の一年草または二年草。 地中海沿岸地方原産。 葉はやや苦味と甘味があり, 野菜として栽培される。 葉は根生し, 幅が広く, 結球するものとしないものがある。 日本で古くから栽培されたのはカキヂシャという結球しない種類で, 下の方から葉をかき取って用いる。 結球性のタマヂシャは明治以後輸入されてレタスと呼ばれ, 普及した。 ほかにタチヂシャ・サラダナなどがある。 チサ。 ﹝季﹞春。

Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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